ピンホールカメラ
レンズがなくても、カメラだけで、写真が撮れる
ピンホールカメラの紹介です
小さな穴があれば、良いので、自作も可能だと思いますが、穴の真円度、精度が、解像度の影響しますので
ケンコーのケンコー ピンホールレンズ 02を、使用しました
ケンコー ケンコー ピンホールレンズ 02
カメラマウント キヤノンEOS用 (P=1.0) キヤノンのカメラにマウントするには、アダプターが必要です
ケンコー ピンホールレンズ 02 ケンコーHP
ピンホール径 0.2mm
ピンホールレンズ、マウントアダプターを使用した場合
焦点距離 50mm
F値 F250
焦点距離は、ピンホールと、イメージセンサーの距離、F値は、ピンホール径/焦点距離となります
BORGパーツなどを使用すれば、焦点距離は、簡単に、伸ばせます
F250は、回折限界 170u程度、ピンホール径が、200u程度(これ以上は、分解能が上がらない)
カワセミ計算機
たぶん、理論限界で、APS-Cなら、対角130本程度と予想されます
最初に、普通のレンズの写真です
EF-S18mm-55mm 50mm f11 50D ISO200 1/160
焦点距離 50mm、F値 F250のピンホールカメラの写真です
被写体深度に関係なく、全体的にボケた不思議な感じです
普通のレンズなら、f16ぐらいまでなら、ほとんど気にならなかった、イメージセンサー上のゴミが、目立ちます
ピンホール 50mm F250 50D ISO200 2.5sec
photoshopのアンシャープドマスクで、回折限界の空間周波数特性を、持ち上げてみました
ゴミだらけ(少しショック)、やはりレンズ交換は、クリーンルームで、やるような作業かも知れません
photoshopCS5 アンシャープドマスク処理 3pixel 150%
photoshopCS5の新機能 スポット修復ブラシツール(コンテンツに合わせる)を使用して
ゴミの部分を取り除きました
photoshopCS5 スポット修復ブラシツール コンテンツに合わせる
ピンホールカメラは、イメージセンサー上のゴミが良くわかります
精神衛生上、余り良くないかも知れませんが、
一度は、自分のカメラをチェックをしたほうが、良いかも
今回は、イメージセンサーの小さいAPS-Cですが、サイズが大きくなれば、解像度が上がります
胸部X線撮影用ぐらいのフィルムがあれば、それなりの写真になると思います
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